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健康保険法改正案 衆議院通過 (2023年4月17日)
健康保険法などの改正案が13日、衆議院本会議で可決され、参議院に送付された。同改正案は、後期高齢者医療制度の保険料を所得に応じて引き上げることが柱で、今年4月から50万円に増額された出産育児一時金の財源の一部を後期高齢者医療制度から負担する仕組みも導入する。
東北3県の家電量販店に労働協約の「地域的拡張適用」 (2023年4月17日)
厚生労働省は11日、家電量販大手2社の労働組合が東北3県(青森・岩手・秋田)内の店舗に関して会社と結んだ労働条約について、3県内の他の大型家電量販店にも適用することを決めた。この労働協約の「地域的拡張適用」が県境をまたぐのは初めて。対象店舗では正社員に年間111日以上の休日を与えなければならず、業界での労働条件の切下げ競争を防ぐ狙いがある。適用期間は2023年6月〜25年2月。
政府が専門人材の採用日程ルール決定 (2023年4月17日)
政府は10日、2025〜26年春卒業者の採用日程ルールを決定し、経済・業界団体に要請した。26年春卒業者から専門性の高い人材に限り、選考開始を大学3年終了前の春休みに前倒しする。昨年4月に産学協議会が示したタイプ3のインターンシップを2週間以上実施等が前倒しの要件。企業が内々定を出した学生に対し就活を終わらせるよう迫る「オワハラ」禁止や、辞退者に内定期間中の研修費用返還を求める行為の禁止、学生のハラスメントに関する苦情・相談を受け付ける窓口の設置も求めた。
紙の戸籍謄本 提出不要に (2023年4月10日)
政府は、パスポートの新規発行や運転免許証の手続きで、紙の戸籍謄本などの証明書の事前取得や提出を不要にして事務処理完了までの期間も短縮する。マイナンバーカードを使ってインターネット上で申請を完結できるシステムを整え、2025年3月までの開始を目指す。
「人権デューデリジェンス」手引書を公表 (2023年4月10日)
経済産業省は、企業が供給網全体で人権侵害を把握して改善する「人権デューデリジェンス」のための手引書を正式に公表した。2022年に策定した指針に基づき、リスク評価と対応がしやすくなるよう、企業がまず行うこととなる人権侵害リスクの特定・評価について、事業内容、製品、地域など4つの事業領域から確認のうえ、評価する手順を示している。